レアセドゥ。アンニュイについて考える夜。
こんばんは、東京サリーです。
レアセドゥ。
派手な顔立ちではないし、正統派美人という感じでもない。何だかいつも気だるそうな雰囲気。
でもなぜかものすごく惹かれる。。
アンニュイでミステリアス。まさに彼女のためにあるような言葉。
初めて映画『マリーアントワネットに別れを告げて』を観たときの衝撃を忘れられません。
真っ白な陶器のような肌に、低い色っぽい声色。
確かに太陽のように明るく眩しい女性はとっても素敵。
でも、何を考えているかわからない凛とした美しさを持つ女性も素敵だな、とレアセドゥを観て感じました。
美しさの形って色々あるんだな、と改めて思います。
それから、映画『美しいひと』を観て、さらに彼女の虜になりました。そして彼女が出てる映画ばかり観るようになりました。フランス映画を沢山観始めたのもこの頃です。
好きな映画3本の指に入りそうなくらい好きな映画、『美しいひと』
あらすじ
パリの高校に通うジュニー(レア・セドゥ)は、早くに母親を亡くし親戚の家に引き取られていました。同居している従兄弟の友人たちは、ジュニーに興味を示していましたが、彼女は別の男子学生オットー(グレゴワール・ルプランス=ランゲ)と付き合うことに。そんな中、高校の教師とも親密な関係となったジュニーに嫉妬し失望したオットーは、、、
ストーリー自体は淡々と進んでいきます。
でも私はレアセドゥの美しさを観るためだけに、この映画を観る意義があると思います。
私が大好きなのはこのシーン。
La belle personne - Elle était si jolie - YouTube
是非このシーンだけでも観て欲しいです。
BGMで流れる、"Elle etait si jolie"(彼女はとても美しかった)Alain Barrière(アラン・バリエール)の曲がなんとも合っています。
物憂げな雰囲気のある女性って色っぽくて、私は好きです。
真似して出来るようなものでは到底ないですが。
学生時代の友達に、いつも物憂げで気だるそうで、でもものすごく綺麗な子がいました。
しかし、家庭崩壊でかなり辛い背景を持っていたようで、アンニュイってそういった過去が交錯して出来るものなのかもとも思います。
そういった過去が、彼女の美しさ、そして優しさを際立てていたのかもしれません。
話が少し脱線してしまいましたが。
キラキラ女子もいいけれど。
レアセドゥのようなアンニュイな女子も素敵じゃないかって話でした。
おやすみなさい。