東京サリーのベターライフ。

ベスト、じゃなくてベターでいい。

2021-01-01から1年間の記事一覧

映画『そしてバトンは渡された』感想

※ネタバレ無し 原作も好きな瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』を観てきたので感想の備忘録。 石原さとみさん演じた梨花さんのチャーミングさ この投稿をInstagramで見る 映画『そして、バトンは渡された』公式(@yuko_baton_movie)がシェアした投…

ゴッホ展 2021

上野の東京都美術館で開催しているゴッホ展に行ってきました 今回のゴッホ展は、ヘレーネ・クーミュラーという女性の資産家の方が収集したコレクション。 ゴッホの絵画がまだ評価の途中にあった頃から収集し、生涯に渡りゴッホの美術館の設立に情熱を注いだ…

『モロッコ、彼女たちの朝』

モロッコ、彼女たちの朝という映画を見た。 海外旅行に行けないから、せめて映画館の中だけでも海外気分を味わいたくて。 アラベスクの壁紙が美しかったり、知らないモロッコのパンが出てきたり。 アラビアンな音楽も異国情緒を感じた。 この話は女性の監督…

「愛のようだ」と免許の取得。

あらすじ 40歳にして免許を取得した戸倉は、友人須崎、その恋人琴美の3人で、 伊勢神宮へドライブに出かけた。本当の願掛けにいくのだ。 車中で交わすとりとめのないおしゃべり、流れる景色、 ひととき同じ目的地があるということ... 26歳、社会人。 この年…

5月の花嫁学校を観て

5月の花嫁学校という映画を観てきました あらすじ 舞台は五月革命の革命前夜、1967年のフランスのアルザス地方にある、花嫁学校。良妻賢母を育てるために奔走する校長だったが、夫の死やかつての恋人の登場、そして自由な生徒たちとの出会いをきっかけに、次…

「もし僕がいま25歳なら、こんな50のやりたいことがある。」

暮しの手帖の編集長だった松浦弥太郎さんが25歳にしておくべきこと、したいことが書いてある本。 松浦弥太郎さんについてはあまり詳しく知らなかったのだが、今25歳なので、手に取ってみた。 高校を中退し、単身渡米したという来歴からもどんなアイデアが書…

スタンフォードの自分を変える教室

「スタンフォードの自分を変える教室」 「意志力=注意力や感情や欲望をコントロールする能力」の鍛え方について科学的な観点から書かれた本。 最近、大愚和尚さん(前回のブログ参照)のYouTubeを見ていたり、他にも本で禅の考え方に触れることがあって、禅の…

25歳OL、仏教に出会う。〜大愚和尚さん〜

最近、たまたまvoicy(音声ブログのようなラジオのような、一般人から芸能人までが話すのを聴けるアプリ)で、大愚和尚さんという方を見つけた。 この方のお話が面白くて、仏教に興味が出た。 YouTubeで人生相談にものっていて、興味のある動画を少し見始めて…

『踊る彼女のシルエット』(柚木麻子さん)感想✩⃛

柚木麻子さんの『踊る彼女のシルエット』を読んだ。 ジェーンスーさんが好きなのだけど、帯にはジェーンスーさん共感の文字が。解説もスーさんということで、思わず手に取っちゃった。 あらすじ 義母が営む喫茶店を手伝う佐知子と芸能事務所でマネージャーを…

『あなたは、誰かの大切な人』原田マハさん

原田マハさんの短編「あなたは、誰かの大切な人」を読んだ。 家族と、恋人と、そして友だちと、きっと、つながっている。大好きな人と、食卓で向かい合って、おいしい食事をともにする―。単純で、かけがえのない、ささやかなこと。それこそが本当の幸福。何…

「そしてバトンは渡された」を読んで

何人かの友達に勧められ、今本屋でよく平積みされている瀬尾まいこさんの「そして、バトンは渡された」を読んだ。 陸上部の話でしょ?青春ものは興味ないんだよねって方がいたら、ちょっとこのあらすじを読んでほしい。 森宮優子、十七歳。継父継母が変われ…

原田マハさんの独立記念日を読んで

原田マハさんの「独立記念日」を読んだ。 恋愛や結婚、進路やキャリア、挫折や別れ、病気や大切な人の喪失…。さまざまな年代の女性たちが、それぞれに迷いや悩みを抱えながらも、誰かと出会うことで、何かを見つけることで、今までは「すべて」だと思ってい…