東京サリーのベターライフ。

ベスト、じゃなくてベターでいい。

新卒1年目の私が『転職の思考法』を読んで思うこと。

 

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

 

話題の転職の思考法を読了しました。

 

新卒1年目だからこそ、読んでおくべき理由

私は新卒1年目というか、まだ入社して5ヶ月目です。

でも、この時代に1社に一生いることはないと思うので、新卒の人こそ早めに転職について頭に入れるべきだと思うのです。

「終身雇用」はすでに崩壊しているわけです。にもかかわらず、多くの企業はスキルアップの機会を社員に十分提供していません。総合職で採用され、配属はランダムで決まる。そのうえでジョブローテーションばかりさせ、結果的に、転職市場で勝負できない人々を大量に生んでしまっている。(本書より引用)

 

私はドキドキとワクワクを胸に、念願だった花形大手企業の総合職として入社しました。

配属されたのは現場。うちの会社は現場の接客期間が1年半〜2年と長い。

現場が会社にとって大切なのはとてもよくわかりますし、身にしみます。

しかし、大切にゆっくり丁寧に育てられている一方で、得られるスキルはうちの会社でしか通用しないスキルばかり。

転職市場で評価されるような価値は身につけられないと危機感を覚えました。

 

20代は専門性

キャリアとは20代は専門性、30代以降は経験、40代は人脈が重要なんだ。(本書より引用)

20代で身につけるべきは、まずは専門性。

20代で専門的なスキルを身につけることで、専門性のある人間に大事なプロジェクトを任せられたりリーダーに選ばれたりと重要な経験が回るからだそう。

自分が数年後ありたい姿、そこから逆算して身につけておくべきスキルは何か。

今一度自問自答するべきですね。 

 

私の場合は、いつか海外から食品を仕入れたり、オーガニックや薬膳を活かした食と健康を中心としたビジネスをして、女性のライフスタイルを変えたいという思いがあります。

それが会社員としてなのか起業なのかもわからないし、まだまだフワフワしたビジョンですけど。。。笑

でもビジョンはふわっとしていいと思うんです。細かい目標はその時その時で変わるから。

 

そして、そのために必要なスキルは、

①オーガニックとか薬膳の知識→色々学び方はありますが、まずは独学で薬膳を勉強し始めています。

②ビジネスを1から10まで通しで学ぶ

→voicyという音声メディアでサウザーさんという方が、ビジネスをカレーで例えると、大手企業の社員は食材を切ることができる人、ルーを調達する人、できたカレーの魅力を外に宣伝する人、などそれぞれ得意なことが異なると例えています。しかし、彼らは1から10までカレーを作ったことがないので、1人では作れない。

だから、私が感じたのは一度裁量の範囲が広いベンチャーに入り、カレーの作り方を1から10まで学ぶ必要があると感じました。

③ITスキル

→いやー、これも全然自分の中で具体的には詰められていないですが、どんなビジネスにしろもうITとは切り離せないと感じています。

特に一人暮らしでやれkindleやらamazonやらを頻繁に使うようになってから、あれ、もう生活これらがないと成り立たないなと感じました。

そのためにも、今すぐに転職しないなしろ、数年後にはIT企業へ転職したいです。

本書も伸びている産業で働けと言っています。

伸びている産業で働くというのは、たとえるなら、上りのエスカレーターに乗って、上を目指しているようなものだ。とくに自分が何もしなくても、売り上げが1.5倍になったりするわけだからな。一方で、縮小している産業で働くのは悲惨だ。何もしなければ、売上が0.8倍になる。それを必死で防ぐために、下のエスカレーターを早いスピードで逆向きに駆け上がらないといけないからな。(本書より引用)

成長している業界を見極め方や伸びるベンチャーの見極め方は本書に書いてあるので、読んでみてくださいね。

会社を選ぶ要素は様々ですが、自分の市場価値を上げるなら、成長産業であり、技術的資産が身につく会社を選ぶべきだと思います。

 

人間には居場所を選ぶ権利がある

このままのんびり歯車として会社にしがみついていたら、いざ転職市場に出たときに、代替可能な存在になってしまう。

これからの時代にどんなやつが強いかわかるか?それは個人として『ラベル』を持っているやつだ。

ただし、本書は必ずしも転職の思考法を身につけたからといって、転職するかどうかは自由だと述べています。

しかし、いつでも転職できる選択肢を持つことで自由になれるのです。

人間には居場所を選ぶ権利がある(本書より引用)

新卒、5ヶ月目。

まだ社会人としては赤ちゃん同様だけど、キャリアを描くのは自分自身だと胸に刻んでいます。