東京サリーのベターライフ。

ベスト、じゃなくてベターでいい。

新卒女子が箕輪厚介「死ぬこと以外かすり傷」と田端信太朗「ブランド人になれ!」を読んでみた

 

死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷

 

 

 

何かと話題のこちらの2冊を新卒1年目というか入社して6ヶ月目の私が読んでみた備忘録。

1.足りないのはパッションだった

なぜシビレエイが相手を痺れさせることができるのか。それはシビレエイ自身が痺れているからだ。(箕輪厚介「死ぬこと以外かすり傷」)

どちらの本もパッション!パッション!パッション!があふれ出ていて、

モノクロの毎日に色を入れてくれたような本でした。

私はというと、毎日淡々と変わらない仕事をする毎日。

ああ、私の毎日に足りないのはパッションだなーと気づいた。笑

 

私は第一志望だった中堅レベルくらいの中高一貫校に行き、チアリーディングを6年間続け、大学は第一志望だった慶應に行きました。

そして、就職先は安定の大手企業。側から見ると、華のある会社だと思います。

自慢でもなんでもなく、単純にレールを外したことがない人生でした。

常に安全地帯を生きてきました。

家はサラリーマンの一般的な家庭ですが、世間一般から見れば恵まれた環境だったかもしれません。

 

だから、少しレールを外れた生き方にずっと憧れがあります。

父がくれたはあちゅうさんの本がきっかけだったかもしれません。

 

だからこそ、これらの本を読んで将来やりたいことに向けて、今の生ぬるい環境を出たいなって思い直しました。

 

2.サラリーマンでも自由に生きられる

私が次に気づいたのは、サラリーマンでも自由なそして情熱的な生き方ができるということでした。

幻冬社の社員であるおかげで、インフラと人と金、会社が築き上げてきた心配、そしてノーリスクで勝負する権利を利用できる。利益さえ上げていれば青天井のように使い放題。
僕は幻冬社というフィールドで金ではなく箕輪厚介というブランドを稼いでるのだ。(箕輪厚介「死ぬこと以外かすり傷」)

実はサラリーマンこそ、ギャンブルし放題なのだ。(中略)この本を読んでいる君が今サラリーマンをやっているのならば、「会社の持っている資産を利用させてもらいながら、自分なら勝てるはず!と思うギャンブルに挑む」という最高すぎる特権を生かさない手はない。(田端信太朗「ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言」)

イケハヤさんやはあちゅうさんの本を読んでたりしていると、フリーランスになることが自由に情熱的な生き方ができる唯一の方法に感じてました。

でも、これらの本を読んで、サラリーマンこそ実は会社のインフラを使い放題にできる最強に美味しいポジションなんだなと気づきました。

(もちろん、イケハヤさんやはあちゅうさんは会社というセーフティーネットを張らなくても稼げるのだからすごいと思います)

会社を利用してやるくらいの気持ちで仕事をしようっていう話です。

 

3.量!量!量!スピード!スピード!スピード!

他人が喜んで銭を払ってくれるようなレベルになるまで、仕事の本質を高めるためには、圧倒的な量をやりきる時期が絶対に必要だ。量をこなさない人間が、ブランド人になることは絶対にない。量は質に転化する。(田端信太朗「ブランド人になれ!会社の奴隷解放宣言」)

量が質を生むという話もこれらの本の共通点です。

これは完全に同意で、受験勉強を思い出しました。

効率のいい勉強法なんてわからなくて、ひたすらがむしゃらに過去問なり問題集なりを解きまくってました。

そしたら、量をこなすうちに、どうしたら効率よく勉強できるかわかったり、志望校の傾向がわかったり不思議としてくるんですよね。

とにかく行動に移してやってみる。

書を捨て、街に出よ。この言葉を思い出しました。

これらの本を読むだけでは何の価値にもならなくて、だから私は具体的には書きませんが、自分の将来の方向に向けて動いているところです。

 

新卒だからこそ、私はこの本を手にとってよかったと思ってます。